遠くの空に。
『もう一つ…って?』
鈴夏が首を傾げた。
『俺……………。』
俺はそれを言い出すのに、少し躊躇(タメラ)った。
『龍騎、どうした?』
マスターが心配そうな顔をしている。
俺は、かのんの名前を呼び、
『ここ来てくんねぇーかな?』
と頼んで、隣に来てもらった。
皆に何と言われるか、想像も出来ない…。
ただ、俺は皆の前で言いたかったし、皆にきいてもらいたかった。
それは、凄く大切なことだから…。