遠くの空に。
『んなこと言って、ホントはいるんじゃないの?高校ん時も相手がいない、相手がいない。って言ってたじゃーん(笑)』
『本当にいないんだって(笑)かのんはどうなんだよ↑』
『あたしも…いない(笑)男友達と住んでるけど。』
『お…男?』
『うん。メチャクチャ大きな家に住んでるから、部屋とか借りてんの(笑)』
『付き合っては…』
『ない(笑)』
『じゃあ、何で同棲?』
悠二は困惑したような様子で、あたしにきいた。