遠くの空に。
階段下。
『かのんも慕(シタ)われるようになったな(笑)』
悠二は言う。
『かのんちゃんは、俺の生徒だったんだけどな~!笑 今じゃ皆の先生になっちゃって。』
篤紀くんも笑顔だ。
『今でも2人の生徒だよぉ(笑)それに代わりはない。ここで働くなんて、高校ん時は思ってもなかったけどねぇ。』
『あ!俺、やんなきゃならないことがあったんだった(汗)かのん。おめでとうな↑じゃあ!先戻るわ。』
悠二は言うと、走って戻っていった。