遠くの空に。
『それにしても、驚いたな(笑)こんな広い家に住んでて、しかも男の子となんて。』
『これからちゃんと説明するよ(笑)明日は学校も休みだし、皆も朝帰るから、今日は泊まってって。』
『あぁ(笑)』
あたしと皆が、龍騎の事を篤紀くんに全て話すと、篤紀くんはなるほどというような顔をした。
『で…龍騎くんのことはもう好きじゃないの?』
篤紀くんの言葉に少し戸惑っていると、
『好きですよ。かのんは龍のこと。』