遠くの空に。
あたしは涙が止まらなかった。
ずっと、逢いたかった。
ずっと、龍騎に触れたかった…。
こんなに龍騎を好きになるなんて……ううん。
逢えない間も、こんなに龍騎を好きになっていたなんて知らなかった。
『もう、絶対に離さないから…。たとえ、誰に何と言われても。』
『う…ん。あたしも……もう勝手に離れたりしない…から。』
あたしは龍騎に誓った。
パチパチパチパチ!
後ろで生徒たちが、拍手をしていた。