遠くの空に。
『龍騎!かのんの事、幸せにしてやれよ…。』
『あぁ!剣斗。』
あたしが今まで感じていた心の穴は、今は完全に埋まっていた。
皆がいて、龍騎がいて、あたしがいる。
これがあたしの中では、一番だった。
『かのん。ここでちゃんと誓う↑俺はもうかのんを悲しませるようなことはしない!だから、俺と結婚して下さい。』
今のあたしに、もう迷いはなかった。
『はい♪こちらこそ、お願いします。』
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