遠くの空に。

また近くにいた先生らしき人が、今度はかのんに声をかけていた。



かのんはそのまま、窓から見えなくなった。





かのん…来てくれよ……頼むから。










しばらくすると、かのんが俺の前へと現れた。





『かのん…。』





『龍騎…久しぶり。』





『狭い世界だったろ?笑』





『うん…(笑)』




やっと、少しだけ笑ってくれた。





『俺は今も昔と変わらずに、かのんのことが大好きで…運命かもな(笑)赤い糸って裕子は言ってたけど↑』





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