失礼最悪な幼馴染み

転校





―そんなことよりも、学校に遅刻しそうなんだけど…。




未だ呪文のように呟いている失礼最低男の横を、擦り抜ける。




気付いていないのか、引き止めようとしないのかはわからないが、何も言って来ない。




まぁその方が嬉しいんだけど。




―転校初日に遅刻したくないし。







< 25 / 43 >

この作品をシェア

pagetop