あなたとわたし 魔法と呪い
10.魔法と呪い〜Section2〜
[恵子Side]
「ほんとだな…俺も
…溢れた。
好きだよ。」
信じられない。
さっきからずっと離れてくれない。
これ夢?
確かに『好きだ』『好きだ』と伝え続けてきた。
どうにも我慢できなくて、溢れてくるのだから。
ただ、伝えるだけで、これからを考える余裕は全然なかった。
付き合うとか手をつなぐとか…
キス…する…………………………って………さっき………したような……
ええええっ!!!!!