Real Love...?







「ゴメン春。

俺もう我慢できない。」














「えっ?」



























「…俺……春が好きだ。」

























………………………………………

まただ……。

………………………………………







曇り空だった胸の中が
雲ひとつない青空に変わった。
































「翔くん………。




……私も……好き……。」






















「春……。」











手の力が緩み顔を上げると
あの照れた笑顔が目に入った。















「でも……翔くん、
本当に私なんかでいいの?」
















緩んでいた手に
また強く抱きしめられた。























「…俺は……春がいい。

春、俺の傍に居てくれ。」





















「翔くん………。

私ずーっと傍にいるよ。」




















何も言わずに見つめ合うと
ゆっくりと唇を重ねた。








* * * * * * * * * * * * * * *
< 130 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop