Real Love...?






『日曜、楽しみにしてる。』









この絵文字のない
寂しいメールでも
私には嬉しくて
仕方がなかった。









「はーるっ♪

何かいい事でもあった?」



「えっ!?」



「いい事あったんだ〜♪」



「まぁ…あるんだけどね♪」



「私に惚気てるでしょ?」



「惚気てないよっ!」



「まぁしょうがないから
春の惚気聞いてあげるよっ♪」



「だから惚気てないって!」



「まぁまぁ♪
言ってみなさいっ!」



「…うん。

実はね…今度の日曜、
翔くんとデートなの♪」



「デートがそんなに嬉しいの?」



「ただのデートじゃないよ。

二人で出掛けたりするの
日曜日が初めてなんだっ♪」



「そぉなの!?

って言うか、それって…
うちらのせいだよね……?」



「違うよっ!

みんなでいるの楽しいしね♪」



「本当…?」








不安そうな美玲の顔。


私は笑顔で言った。









「うん!

美玲の可愛い寝顔
見るの幸せだもんっ♪」



「えっ!?

見てたのっ…?」



「あ〜んなに
気持ち良さそうに
寝てるんだもんっ!

誰でも見ちゃうよ♪」



「は〜る〜っ!」








冷やかした私の頬を
美玲が軽くつねった。





「美玲、痛いよぉ…。」



「春が冷やかすからでしょ!」






私たちは誰かにぶつかった。







* * * * * * * * * * * * * * *
< 159 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop