夏の恋
『はるか?
やっとペンギン見れるよ。』
もやもやしながら歩いてと峻介が手引っ張った。
「あっ!
ペンギン!!」
さすが人気のペンギンゾーン。
広いスペースがあるにもかかわらず人だかり。
「…峻介、近くで見たい。」
すると、人混みを進んで一番前までたどり着いた。
それでも周りの人達に押されて倒れそうになる。
きゃっ…。
押さないでよぉ…。
『はるか…
こっちにおいで。
良く見えるから。』
言われるままそこに立つと…