美しい花−先生と甘い関係−【下】
まだジッと見続けてるあたしに祥介さんは眠たそうにうっすらと目をあけた。





「そんなに見てきてなんかあったのか?」


「うん」


「どうした?聞いてるから話せ」





また瞼を落として、話しは聞いてくれると言った祥介さん。


あたしは話しを始めた。





「今月いっぱいで仕事辞めるね?今日マネージャーにも話してきたから」


「………………」






無反応だけど聞いてくれてないの?


寝ちゃった?聞いてくれるって言ったのに。




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