美しい花−先生と甘い関係−【下】
祥介さんは起き上がって電話に出た。



まだサヤカさんと連絡とってたんだね。


気にはなってたけど、聞かなかった。


祥介さんはちゃんとあたしを愛してくれてるって分かっているから。





「はい」


「えっ?」


「あ、はい。すぐ行きます」





祥介さんはすぐに電話を切った。



かなり焦った様子だけど、サヤカさんに何かあったのかな?






「どうかしたの?」


「サヤカが病院に運ばれたらしい。俺ちょっと行ってくるわ」





祥介さんはベッドから出て着替えようとしてる。





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