美しい花−先生と甘い関係−【下】
あたしたちは少しずつすれ違い始めていた。



ここ2日、祥介さんと電話でも話せていない。


祥介さんからの着信がないわけではなく、たまたまお風呂に入っていたりとかで出られなかった。


あたしもかけ直したけど、祥介さんに繋がらなかった。



ただそれだけなのに…さらに会いたいと思いを募らせてしまった。






「アザミ、祥介さんが家に来てたぞ」


「えっ…うそ…」






家に帰るとトキオからそんな事実を聞かされた。




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