美しい花−先生と甘い関係−【下】
そんな毎日が続いていたころの土曜日。


土日は家にいてくれてた。今日も家でケイくんと3人で過ごしてた。




洗濯物を片付けに自分の部屋に入ろうとした時、部屋の中から祥介さんの声が聞こえてきた。


電話かな?


邪魔になるといけないから後でまたこよう。






「桜には内緒にしたい」




部屋の前から立ち去ろうとした時、あたしの名前が出てきて立ち止まった。


駄目だと分かってるけど、聞き耳をたてずにはいられない。






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