君がいてくれるなら
「ご一緒で宜しいですか?」
そう尋ねる店員さんに先輩は「はい。」と答えて代金を渡し、商品の入った袋を受け取った先輩はそのまま出口に向かう。
「ありがとうございましたー。」
流れ作業の一部みたいな見送りの言葉を背に受けながら、「ほら、いくよ。」そう言われコンビにをでる。
「あの、お菓子代っ!」
私は手に持ったままのお財布からお金を出そうとしたけど
「あぁ、そんなんいいよ。」
先輩は右手に下げたコンビ二の袋に視線を一度落としてから笑顔で言い
左手を私の右手に絡ませ
ぎゅっと握った。