ワタシ
それからというもの
放課後などはリカと
過ごすようになった。
やっと、楽しい時が
きたと思う一方、リホ
への怒りや悲しみは
収まり、そのかわり
あの時の傷がまだ
癒えずにいた。
それに…どこか怖かった。
でもリホとは少し喋る
程度に収まった。
でもワタシは友達以前
のよそ行きの態度と言葉で接していた。
一緒にいなかった少し
の時間がワタシのリホ
に対する態度を変えた。

しかしある日、リホに
話があると言われ呼び
出された。
《何だろう??》
と疑問に思いつつ、
「話って何??」
と、ついつい冷たく
言ってしまう。
―最低…
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