ラブレター 〜初恋〜
トウマの母親はハルを見て優しく微笑んだ。
母「それがね…実はその女の子っていうのがハルちゃんなのよ」
ハルは信じられないでいた。驚くことばかりだった。
母「ハルちゃんありがとうねトウマをいつも笑顔にしてくれて本当にありがとう」
ハル「わ…私は何もしてませんから」
母「それでもありがとう…本当に…」
ハル「あ…あのぉ……トウマは…」
トウマの母親は少し寂しげな表情を見せ立ち上がり引き出しの方へと行き、中から何か持ってきたのだった。母「ハルちゃん…これ…」
そう言ってしわくちゃになっている青い封筒を手渡した。ハルは受け取り封を開いた。それはトウマからハルへの手紙だった。ラブレターだった…。
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