紅龍 ―3―

分からない




─バァン─





銃声が鳴り響く。






嫌─…





いや─…





「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!」





赤い梟は青い月に叫び鳴く。




なんで私は銃を向ける。





なんで─…






なんで─…!!!






「撃てやRed owl。…─いや蘭。」





やめて。




嫌なの。





誰か─…






助けて。






「蘭─…!!!」





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