P-009
いつもと変わらない。

いつものピザを頼み、ゆっくりと味わう。

この味を覚えておきたかった。

店を出ると振り返り、目に焼き付ける。

暗い道をゆっくりと家に向け歩く。

優衣に言いたいことが心の底からどんどん出てきて、口から言葉が溢れてきそうだった。
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