傷恋+++きずこい+++

学校帰り

学校では・・

いつも理沙と2人で帰っていたが、
今日はひとり、傘をさして歩く空

そこに、たまたま、ゆいが通りがかった

「あっ空くん」
「ああ、ゆいちゃん」
「理沙風邪だってね」
「ああ」
「心配?」
「心配だよ」
「やらしい(笑)」
「ホント、理沙の事好きだよね」

「空くんちょっと、サイゼリヤに寄って行こうよ」

「この前キスしたんだって~?」
「なんで知ってんだよ」
ピザを食べながら、ゆいは理沙と空の恋愛について
いくつも質問した・・

照れながらも真面目に答える空

自分で聞いたくせに
ゆいはうらやましくなって、
ちょっとやきもちを焼くようになってきた

そして、なぜか可愛く振る舞う ゆい・・
自然と自分のことも空に意識してもらいたくなっていた


「もう帰ろうか」

ゆいが、そう言って席を立つ・・
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