傷恋+++きずこい+++

気まぐれ

ジンは一瞬固まった・・

まさかアヤに会うとは、

好きだったアヤに会えるとは

「ああ、後輩待ってんだよ」

「女の子?」

「違うよ、男だよ」

「ふーん」

つい、嘘をついてしまった

久しぶりに会ったアヤは綺麗だった

そして、その雰囲気や話した感じなど

やっぱり好きでしかたがなかった

「じゃあね、先輩、また」


「あっ、アヤ!」

「なに?」

「土曜日、ちょっと会えないか?」

「はぁ? 先輩、まだ私を誘う気あんの?・・」

断りかけたアヤだったが、

「でも、まぁ、いっか。久しぶりだし・・
 いいよ、じゃあ土曜日一応、電話して」

気まぐれで、OKした+++




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