青春

誕生日

この世に生まれたその日から
父、母の愛に守られて
その後はもっと沢山の
愛に触れて生きてきた


何の変哲もない今日の日を
みんなは「特別」と言ってくれる
何をしたわけでもない僕に
「おめでとう」の言葉をくれる
暗闇に浮かぶロウソクの火が
みんなが浮かべる笑顔みたいで
暖かくて涙が出た


プレゼントが嬉しいんじゃない
パーティーが嬉しいんじゃない
みんなが想ってくれてる暖かい愛とか
みんなの笑顔が揃うこの空間が
胸に込み上げてきたこの熱さの
答えなんだと思うんだ


1年に1度の特別な日
目の前に滲んだこの景色を
僕はずっと忘れない
この世から去るその日まで
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