私を捕まえて☆
ええっ?本当?


『あっ!お兄ちゃん!自分が落ちたから私が受ける事嫌がったの?』


『違う違う! それは…』

ウッ…

お兄ちゃんの言葉を遮る様に田崎さんが…


『まぁ 昔話はこれくらいにして 仕切り直して乾杯しましょう♪』


<♪♪♪乾杯〜♪♪♪>


なんか ごまかされた感じ


でも、田崎さんにぐっと近づいて次に繋げたいな…


『田崎さん いつから刑事さんになったの?』


『ん? この春からなんだ。麗奈ちゃん達と出会った翌年に他の交番で勤務していたんだけど、知り合いの刑事さんに誘われて刑事を目指す様になったんだ。
今は忙しくて大変だけど、仕事はやり甲斐あるよ。』

『素敵ですね。私の職場にも沢山男性がいますが、どこか覇気が無くて…
職業柄なのかソフトな感じの方が多いかも…』


『へ〜そうなんだ。仕事はやり甲斐あるけれど、勤務時間が様々で今日だって何か事件があれば来れなかった。
彼女できてもデートのドタキャンやら映画診ている最中に呼び出しかかったり…
最初は謝っていたり埋め合わせも必死でやったけれど、段々それも疲れてさ〜』
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