生きてる恋のカタチ
ある日の空

キーンコーンカーンコーン。


学校に鳴り響くチャイム。
3年2組松下ほのか。

3時間目が始まる合図を無視して、げた箱に靴を入れる私。

誰もいない廊下をただ1人歩く。

階段が長く感じる。


ガラッ―――。


「あっ!ほのかおはよ~」
『おはよ!!』

教室に入ってあの窓際の席につくまでに私に気づいた人が挨拶してくる。

スクバを机の上に置いて先生に見えないように早速ケータイをいじり始める。
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