☆オカマに恋した☆
愛をモデルに★





 その日の放課後、カトゥは唯を誘って一緒に帰っていった。




やっぱり、本気だったんだ。





 一人になり、私は屋上へと向かった。




フェンス越しにスケッチブックを広げ、校庭の様子を描いた。




野球部やサッカー部、そして先輩のいる陸上部…。




遠くから見てもやっぱり、一番目を引くのは先輩だった。




先輩の走るフォームは特別カッコいい!!




好きだったな……と、感傷にひたりながら鉛筆を動かしていると…
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