☆オカマに恋した☆
「だって、突然だったから!」



 私は必死に、スケッチブックを隠しながら言った。



「やっぱり、会田先輩カッコいいよね!



アタシもここでボーっとしてると、やっぱ目がいくよ。



一人だけ飛び抜けてるもん!



あんなイケメン振るなんてもったいないわよぉ〜」



 愛は遠くを見つめるように言った。




まるで他人ごとだ。




私が告白したことも、全然わかってないんじゃないかと思って腹が立った!



「本当にね!



あーもったいない!



もったいない!!」



 わざと語尾を強めに言った。
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