☆オカマに恋した☆
もしかして、愛は…★





 いつものように、先輩と帰る約束をしていて、たわいのない会話をしながら、昇降口に向かっていた時のことだった。




「カトゥ、お疲れ様!!


今日も良い走りだったねぇ〜」



 そう言いながら、愛はカトゥへと走り寄っていった。




満面の笑みを浮かべて。



カトゥの顔にも、笑みが広がった。




愛のその姿は、まるで恋する女の子のようだった。





 カトゥもカトゥで、なぜか少し照れているよにみえる。




もしかしたら愛は、カトゥのことが好きなのかも…そう、思えた。




まさか、カップルだったりして?
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