☆オカマに恋した☆
「アタシは、ちょっとくらい遥は、調子に乗ってもいいと思うけどな!!



だって遥、才能あるもん。



それ、ねたみよ! ねたみ!!



気にすることなんて、ないわよ



何か言われたら、アタシが守ってあげるから!!」



 愛は右手に拳を作り、自分の胸をポンと叩いた。



 愛のその言葉が、私の心の、絡まった糸をほどいていくようだった。



 守ってあげる…なんて言われたの、生まれて初めてだ!!
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