愛したのはプレイボーイ







「海、おはよう」



詠歌とたって話し込んでいると



後ろから声がした




「あ、智くん」




黒ぶちのめがねをしたきれいな栗色の髪をした


智くんだった



「今きたの?」


「そうだよ、奏はどこかな?」




柔らかな笑顔


今思ったんだけど雰囲気がどことなく詠歌に似てる





「えっとねー、多分あの塊の中心」




一番前の席には尋常じゃない大きさの塊


もちろん女子の





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