愛したのはプレイボーイ







「ったく…入れば」





「やった」







交渉成立!




確かに奏は押しに弱かった








けど…あたしの目的はこんなことだけじゃない





奏の部屋でお母様待機をするだけなんかじゃない








あたしの本当の目的は…





奏に気持ちを伝えること、でしょ?







いつもなら会話しながら歩く廊下も




一言もしゃべらずに無言だった




ねぇ奏…あたし、ね?











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