Genius~守り人~
「いいだろう。俺に勝負を挑むとはいい度胸してるじゃねぇか…」


玄武はしばらくポカンとしていたが、またニヤリと笑った。


そして右手に大きな剣を出し片手でクルクル回し身構えた。

「いくぜ…」


言葉と共に地面を蹴る玄武


朱雀もすぐさま左手に刀を現すと同様に地を蹴った。





どうやって刀を出したのかは分からない

しかし、それをしようと思えば身体が勝手に動く

言葉が独りでに出てくる。


あの鳥が教えているのだろうか―














どんっ





力と力がぶつかり合う



それによって衝撃波が左右のフィールドの壁や客席が壊していく



どちらも一歩も引かない


彼らの力によって先程の壁以外も形を崩していく




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