唄え!!合唱シスターズ2010
「だからさ、演劇のとき歌わせてやるってこと。」
なんと超次元な。
「ついでに女子合唱部を学際で歌わせたげるよ。演劇とかなしに。」
演劇とかなしに学際で・・・?
「実はだね、そこの大学の演劇部の幹部に泪佳姉がいるのさ。ほいで、泪佳姉に頼んで歌わせてもらうのさ。」
なっ・・・なにィそんな・・・そんなことが・・・可能なのか!?なんてツッコミもしたし、やることはこれしかない。
「ありがと歌音ちゃん!」
「気にするとはないさ。桃琴のレンタル料みたいなもんさ。」
レンタル料って、そんなのいいのに。
「レンタル料って、いいよ気にしなくても。」
大学の学際で合唱、イイ・・・スゴくイイかも!
「やったわね桜音ちゃん。じゃあオーディションが済み次第練習思いっきりやってくわよ。」
!!!ヒロエ先生!?
「おんや~ヒロちゃん先生いたんか。」
歌音ちゃん、もっと驚こうよ・・・。
「ねぇヒロエせんせ。桃琴ちゃんの指導のこと知ってた?」
「何それ?」
「何も知らないの?第二演劇部の歌の指導してたっての、知らなかった?」
「うん。てゆーか最近いなくなること多かったけどね。」
やっぱり・・・。桃琴ちゃん誰にも言ってなかったんだ・・・。
「ついでに質問。いつからせんせはいたの?」
「桜音ちゃんが羽乳先生を撥ねた後からずーっといたわ。」
そんなに前から・・・。だったらもっと速く話に参加して欲しかったかも・・・。でも、せんせに報告する手間かからなかったのは良かったかも。






ガチャッポ
「ただいま♪」
「どこ行ってたの?ん?帰ってくるや晴れやか~な顔じゃん。何か嬉しいことがあったの♪」
「フフッよくぞきいてくれたわね。じゃあ今からとっておきの報告をしちゃうね。実は・・・。」
「私たち女子合唱部が大学の学際で唄えるようになったのよ。」
オォ!とか、なにィとかみんなから驚きの声が・・・。てゆーかヒロエせんせ空気読んでよ・・・(泣)私が言おうと思ってたことを(泣)
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