恋、涙 …【2】〜私とあなたと小さな天使〜



俺がそう言うと、茉央は眠そうな顔をしながら俺を見上げてくる。



可愛い……



「ぱぱ、いっちょ〜?」



「うん、一緒だよ。あぁ…なんか眠くなってきた〜」



茉央を寝かせる為に、俺はわざとあくびをして、眠たそうにしてみた。



そして俺は、そのままその場に寝転がった。



「おいで、茉央。」



そんな俺を見ていた茉央に声をかけると、茉央は意外にもすんなり俺の横に寝転んで、目を閉じた。



「…………」



しばらく茉央の背中に手を回して優しく叩いていると、茉央は寝息を立て始めた。



やっぱり眠かったんだな…



俺の横で安心したように眠る茉央の姿を見ていると、だんだん俺も本気で眠たくなってきて、俺はゆっくりと目を閉じた。



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