恋、涙 …【2】〜私とあなたと小さな天使〜



でも『お兄ちゃん』になる自覚はあるようで…



最近の茉央は、少し甘えん坊度が下がってきているような気もする。



それに…
今、とても2歳児とは思えないことやってるし─



我が息子ながら、考えていることがわからない…



「茉央…甘えるなら今のうちかもよ〜?特にママには。」



そんな茉央を見て、俺は教科書を読む茉央の頭の上に手を置いて言った。



「まま〜?」



「…うん。パパだってな、茉央が生まれてしばらくは、相手にすらしてもらえなかったんだぞ?」



子供が生まれたのは、もちろん嬉しいことだった。



けど、それまで俺だけのものだった希が母親になって、ちょっと遠くに行ってしまったように感じたのも事実だった。



…だいぶ悲しかったし。



「かーくん!そんなこと茉央に言わなくても…」



「いいじゃん、希。俺は、茉央に甘えられる時に甘えて欲しいの。」











< 149 / 202 >

この作品をシェア

pagetop