恋、涙 …【2】〜私とあなたと小さな天使〜



「いいわよ。でも、大和。茉央くんパパにこんにちはってして、言う事ちゃんと聞くのよ?」



「は〜い!!」



元気な返事をして、大和くんはかーくんたちの所へと走って行く。



大和くんはママに言われた通り、かーくんに挨拶してる。



一方のかーくんは、初めて会う大和くんを見て、戸惑いながら挨拶を返していた。



助けを求めるように私の方を見たかーくんに、私は口パクで『その子、お願い』と言う。



かーくんは、一回首を傾げたけど、すぐ笑って頷き、大和くんママに一礼して、子供たちと違う遊具の方に歩いて行った。



「素敵な人ね〜、茉央くんパパ。面倒見がよくて…うちの旦那とは大違いだわ。」



「そうですか?ありがとうございます…大和くんこそ、礼儀正しくていい子ですよね。」



かーくんが子供たちと遊んでくれている間に、私は大和くんママと話をしていた。










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