BELLADONNA -沈静の劇薬-
いつもと違う、太陽の香りがするベッドの中でアルファは覚醒した。
元から、寝起きはよいほうではないので、どうしてここにいるのか頭が働くのに時間がかかった。
そして理解した。
ああ、入城したのだと。
あの男、エルドの言葉が蘇った。
「目覚めてから身なりを整えてから、この手紙をもって挨拶にいって下さい。その方がアナタの【生徒】というわけです。」
あらかじめ渡された服に袖を通した。サイズがピッタリすぎて気味が悪い。