。゚+蜜月+゚。



月明かりに照らされるディクスとミリア。




「ミリア、愛している」




「はぃ、私もディクス様を愛しています」




「俺の女になれ」




・・・・・・。




「ディクス様・・・・?」




ミリアはディクスの言った意味がよくわからない。




「勝手にミリアをもらったがまだミリアから返事を聞いていない。」




「返事?」




「俺の女・・・妻になってくれないか?」




ディクスの真っすぐミリアを移す紅い瞳。




ミリアは目から涙が零れた。




「ミ、ミリア?」




「はぃ、ディクス様。私をもらってください」




嬉し涙を拭うミリア。




ディクスは目を細めて笑う。



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