。゚+蜜月+゚。



「大猫の子供だけあるな。」




笑いながら様子を見るディクス。




状況がよめないミリアは、ディクスのほうを向く。




すると、ディクスの胸元に大きく引っかかれたような傷があった。




「ディクス様っ!お怪我を!」




「これくらい大丈夫だ。」




「・・・でもっ・・・・」




オロオロするミリア。




何もできない自分にもどかしさを感じるミリア。




すると、ディクスに抱き寄せられたミリア。




「・・・・ぇっ・・・ディクス様っ・・・・!?」




「怪我治して?」




急に甘えた声になったかと思うと、首筋に這う舌。




「・・・ひゃぅ!・・・・っあう!!!」




首筋に痛みが走る。




血を吸われてる・・・・?




「・・・・っ・・・・ぁっ・・・・・」




必死にディクスにしがみつくミリア。



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