。゚+蜜月+゚。



トニアはディルみたいにまだ色んなこと出来ないけど・・・。




「すごいな、ミリアが喜びそうだ」




お父様がトニアの頭を撫でてくれた。




初めてだ。




「お母様、これ喜んでくれたよ」




「そうだな」




トニアは隣に座るお父様の膝にのる。




「お父様、本を読んで」




お母様は人間だからあまりこっちの文字が読めない。




お父様は少し困ってたけど、トニアに本を読んでくれた。




何だ・・・お父様怖くない。




「お父様、お母様を迎えに行かないの?」




「・・・そうだな」




「お母様、お父様のこと大好きだから・・・いないと泣いちゃうよ?」




そうしたら、お父様が笑う。



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