秘密事は図書室で~甘い会長の罠~
プロローグ



あなたは


初めて会ったときから優しい雰囲気を醸し出していた。



濃い青縁眼鏡の奥に見えた瞳も

ちょっと低くてよく響く声も

身体の力が抜けるような笑顔も




とても優しかった。





あたしは、あなたをみた瞬間から



囚われてしまったのかもしれない………




光のように眩しい君には


あたしみたいな影は似合わないよね……




これは

届かない思いになるのかな…






君×私=……??






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