Only love







『ぃやっほ〜いっ♪雅樹さんっはやくーっ』





って雅樹さんの手をひいて前に進む



『んなに急がなくても遊園地は逃げねぇって…』




『はーやーくーっ!!』



そう、私たちは今遊園地に来てるんですっ♪



祝福するべき初デートっ♪


『チケット買ってくるから』


そう言って私をベンチに座らせチケットを買いに行った雅樹さん





私は小さいときから両親に不自由だったから遊園地なんて来た記憶がない。



あるのはお父さんとお母さんと私で行った海の記憶だけ。



それも、完璧に覚えているわけじゃなく所々。





でも、思い出は今からでも作れるから両親を恨んだりしない


だって私には雅樹さんがいるから







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