先生の秘密
「ちょっと!いいの、龍輝・・・人を待ってるの!!」
龍輝はあたしの腕をそっと放した。
龍輝は俺様系タイプで面白い、おまけに結構いい顔。
先生に負けずに龍輝も人気者。
「そうなのか・・・じゃあ、そいつが来るまで待っててやるよ。」
「え?いい!駄目ッ!!」
「なんでだよ?」
だって・・・
先生と付き合ってることは秘密だからだよ。
彼氏を待ってる、なんて言えないし・・・
「えと・・・えっと、り、理沙子待ってるの!遊んでてさあ~、ジュース買いに言ってくれてるんだ!だから大丈夫だよ~~。」