先生の秘密



「橋本さん…本当に・・・あたし、、あの場であっただけなのよ。」

「どこの世界に、1人で遊園地に行く男女がいるんですか!!!?!?そんな嘘いうなら、最初から、一緒にいったって言ってくれた方がましなんですけど・・っ!」



先生はあたしにハンカチをさしだした。
あたしはその手を叩いた。



「・・・・じゃあ、橋本さんはどうして大野くんと一緒にいたの?」

「え・・・」

「偶然?・・・そんなわけないわよね。橋本さんだって私のこと信じるとか以前に、大野くんに揺れていたんじゃないの?」

「違うに決まってんじゃん!馬鹿じゃないの?!」

「どうしてムキになるの?」


・・・・確かに、あたしは龍輝に少し揺れた。
・・・・と思う。


だけど、あの時龍輝と遊園地に行ったのはあきらめてもらうためであって・・








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