君への想い

告白

今・・・泉が私の前にいる。
しかも、空き教室。
「水木。明日の試合で勝ったら・・・俺と付き合ってくれ。」

泉は何を言っているの?
試合に勝ったら付き合う?

「ムリか?」

いやいや。好きなのは私なんだけど・・・。って

「え\\\\\-------。」

両想い!恥ずかし。

「やっぱムリ?」

「いや。ありがと。」
私は泉が好きだよ。断るりゆうなんか無い。

「マジ!?じゃあ、勝ったら付き合ってくれる?」

「うん。勝ったらね。負けたら知らない。」

「勝つ。絶対勝つから。けど、試合は見にきたらあかんで!緊張するから」


「分かった。」
試合は明日、いけないんだよね。

ママにお兄ちゃんの紫苑の世話を任せられて。
私と紫苑は双子。しかも、野球部。

もう、わかった?泉と青葉君と親友なんだ。
それで、ママは仕事があってお弁当が作れないから「あずのお弁当はおいしいし、バランスがいいから作ってあげてね」とかいって3ヶ月の海外出張に出かけた。
だから、紫苑とは、けんかしたことがない。
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