7日間の恋の魔法
白い天井、風に揺られてなびく白いカーテン、僅かに薬品のにおい。
保健室?
―――……そっか、私倒れたんだっけ。
寝不足が原因かなぁ。なんて思っていたら……
「目、覚めたか?」
晃が私の顔を覗き込んでいた。
今朝のことを思い出しいて顔が熱くなる。
「じゅ、授業は?」
焦って少し噛みながら晃に問う。
「もう、放課後。」
「放課後って、晃部活は?」
「今日はいい。先輩には言ってあるし、お前送ってく。」
「別にいいよ、一人で帰れるもん。」
「まだ、顔赤いだろ。」
そう言って私の頬に手を当てる。
まるで私の考えていることを見透かすかのように……
恥ずかしくてさらに顔が熱くなる。
「ほら、帰るぞ。」
「うん。」
やっぱり晃には逆らえないと思い、大人しく一緒に帰る。
帰り道はお互いに一言もしゃべらなかった。
家に着き、そのまま別れた。
保健室?
―――……そっか、私倒れたんだっけ。
寝不足が原因かなぁ。なんて思っていたら……
「目、覚めたか?」
晃が私の顔を覗き込んでいた。
今朝のことを思い出しいて顔が熱くなる。
「じゅ、授業は?」
焦って少し噛みながら晃に問う。
「もう、放課後。」
「放課後って、晃部活は?」
「今日はいい。先輩には言ってあるし、お前送ってく。」
「別にいいよ、一人で帰れるもん。」
「まだ、顔赤いだろ。」
そう言って私の頬に手を当てる。
まるで私の考えていることを見透かすかのように……
恥ずかしくてさらに顔が熱くなる。
「ほら、帰るぞ。」
「うん。」
やっぱり晃には逆らえないと思い、大人しく一緒に帰る。
帰り道はお互いに一言もしゃべらなかった。
家に着き、そのまま別れた。