7日間の恋の魔法
電話を終え、さっき晃が指さしていたベンチに歩いていく。
あれ、晃の他に誰かいる。
ベンチには晃の姿と女の人が4人、楽しそうに話していた。
私に気づいて晃はベンチから立ち上がり王子スマイルで“さくら”と名前を呼ぶ。
うへっ、気持ち悪!!と内心思いながらも晃の元に行く。
「さくら。こっち、俺達の1つ上、3年年生の先輩。それでこいつは幼馴染さくらです。」
軽く頭を下げる。
「えぇ、本当に?彼女とかじゃないの?」
「違いますよ、ただの幼馴染です。」
それからすぐに先輩方と別れて再び館内を回る。
でも、回ってる途中に気が付いた。
女の人の視線……全部晃に向けられている。
晃を見て頬を赤く染める人やかっこいいと呟いてる人。
はしゃぎすぎてて気づかなかったけど、午前中もこんな感じだったのかな?
確かに晃ってかっこいいもんね……
もしかしてさっきの先輩方も晃のこと、そういう風に見てた?
なんかそういうのって…ちょっとイヤだな。
――…ってこれじゃあまるでヤキモチやいてるみたいじゃん。
そう思ったらなんだか急に恥ずかしくなってきた。
まともに晃の顔、見れないかも………
あれ、晃の他に誰かいる。
ベンチには晃の姿と女の人が4人、楽しそうに話していた。
私に気づいて晃はベンチから立ち上がり王子スマイルで“さくら”と名前を呼ぶ。
うへっ、気持ち悪!!と内心思いながらも晃の元に行く。
「さくら。こっち、俺達の1つ上、3年年生の先輩。それでこいつは幼馴染さくらです。」
軽く頭を下げる。
「えぇ、本当に?彼女とかじゃないの?」
「違いますよ、ただの幼馴染です。」
それからすぐに先輩方と別れて再び館内を回る。
でも、回ってる途中に気が付いた。
女の人の視線……全部晃に向けられている。
晃を見て頬を赤く染める人やかっこいいと呟いてる人。
はしゃぎすぎてて気づかなかったけど、午前中もこんな感じだったのかな?
確かに晃ってかっこいいもんね……
もしかしてさっきの先輩方も晃のこと、そういう風に見てた?
なんかそういうのって…ちょっとイヤだな。
――…ってこれじゃあまるでヤキモチやいてるみたいじゃん。
そう思ったらなんだか急に恥ずかしくなってきた。
まともに晃の顔、見れないかも………