二重人格のお嬢様と万能な執事
☆第六章 ~幸せを手に入れるために~★

*本当のこと*


次の日。

私はセンの病室の前にいた。

もう、この場所にきてから五分ぐらいたっている。

入るだけ……。

ノックして、入るだけよ……。

なんで、出来ないのよ!

ノックする手が止まる。

もう、何百回も……。

なにをもたもたしてるの?

早く!
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