Мeмory


「詩織さん…!!買いに行きましょうっ!!」


「え…!?」



詩織さんの腕を掴んで、俺は服屋に向かった。



「よし…すみません。彼女に似合う服を」



店員さんに言った。



「かしこまりました」


「え?…達郎くぅん…」



詩織さんは俺に付いてきてと言ってるようだった。



俺は試着室の前で待った。



< 32 / 217 >

この作品をシェア

pagetop